凱旋武道館&神戸

時間たちすぎたのでまとめて。そして総括。
武道館は2/13、神戸は2/17の参加です。武道館は前日2日がキスマイだったし、まあキスマイテンションあがってた最中であった上、埼玉ほどではないにしても中盤だしイマイチだったらじんじん、千賀くんに降りちゃうわよ^^って思いながらいったらスゲー良かった。武道館っていう箱のよさもあるんだけど、パフォーマーとしてよかった。箱からして届く距離であるのもあったけど、ブレず届けてる感じでこのツアーの中で見た中ではダントツに良い公演でした。神戸はちょっと砕けすぎてgdgdだったなあと思う。スタンダードの中で最高のよさだった武道館は。

セットが若干キレイになっていて、背景のステンドグラスや、リフターが透ける状態になって下から照明を当てて浮かびあがるクリモニのイントロとか最高にかっこよかった。あれは滾ったなあ。あれのために透かしたんだろうか。他であんまり透けててナイス!!!とは思わなかったんだけど、あれだけは凄くいい効果だった。

バンドメンバーも紹介するようになってたりとかしたけど、ここにきてオーブリーとドミニク、ジョーイ(武道館)が欠場になったりとかで、特に繋ぎのダンスで重要だったジョーイの欠場はなかなか大きいなとか、思ってたけどボディートークは女性ダンサーだけになったほうがなんかいい感じでw

あと映像の英語訳がなくなったり、OP映像がどんどん追加されていったり、とかしてちょっと前フリがなげーよ^^とは思うようになりました。完全にリピーター宛かよ^^

まあ何がよくなったって生歌のアレンジが増えたことです。今までも歌ってるんですけど若干のかぶせがあったこととストレートな音で歌ってたんですけど、まあ何度もあるので段々崩したり違うハモリで歌うようになってその時ならではのアレンジを見せるようになりました。ライブの醍醐味でもあるし、そういうことが出来るだけの音感は持ってるわけで超!わくわくしました。まあそこでああ!赤西に求めるものはまず歌だわ!!!って痛感。同じ曲が色を変えて届けられる、って事がとてもゾクゾクするので、そういう意味では神戸の公演はもうそういう音じゃなかったろwwwってくらい変わってたんですけど、それはそれで凄くよかったです。
特に変わってたのがApageなんですけど、これはもう歌のユーアンドアーイのアンドが強調して歌ってたりとかすごく下の音でサビに入ったりとかこの曲自体がわりと全体の中で異質な曲(方向として唯一客という我々をさしての曲だと思うのと、そのせいか流れの中で区切りにあたるところにある)なんでこうして歌われたことで歌詞としてでなく音としてもメッセージ性を持ってきた感じがして。
ここは本人がほとんどフード被って顔を見せないんですけど、神戸のこの日は下は向いてるものの、どかっと座ってがつがつ口が大きく開いたのが見えるくらいで歌ってて低音が強めだった(会場のつくりのせいかもしれないけどかなり低音が大きかった)せいもあって地を這い引きずり込まれそうなApageはやっぱりガツンときた。

ノリのいい曲も好きなのだけど私はApageが一番こうなんか言いたいことがこっちに向かってある曲な気がして、向き合って説教されているようなwそのせいか気持ちがなんかスッと引き締まる気持ちがするんですよこの曲。面白いトラックだなとかそういう事はあんまり思わないんですけど、今回の凱旋で改めて何度きいてもそう思うし、この曲だけ顔もろくに見えないのにむちゃくちゃ意識が赤西だけに飛ぶ。意識が吸い寄せられる。そして地味なあまり起伏のないトラックなのに毎回かなり歌の色が違って聞こえる。

すげー力強く歌うのにあんまり向き合わないのはぱぱらっつだよね^^あれは何も被りものなしのせいもあって、見るたびに曲とか色々一切忘れていうけど、赤西仁って本当に絵になる男ですね!!って思う。

あとはケアやムラサキを歌うときの強くまっすぐだけど何も映そうとしない眼かな。とつとつと当たり前に流れる血液のように歌い、たまに顔をあげて目が見えるのだけどその曲をつよく発信しているわけではない隔たりのある、あの赤西が独特に纏う寄り付きがたいあの空気。意図的なのかなんなのかわからないけど、あの空気は言葉を呑んでしまう。空気を変えている、のだと思うけどあそこははじめはそれでいいのかと思ったけど、あれぞ赤西!、と思う部分の一つだなぁとか。ケアははじめのころはやさしい感じで歌っていたがどんどんあらぶった仕上がりになっていってこれもまた曲の顔が歌い方で変わっていって面白かった。

どうもフックがないよ!っていってた5thシーズンは、これ多分日本語でもよくね?って思うくらいスロウだからかな…多分日本語のキレイな言葉が選べたら(重要w)この曲日本語でもキレイな気がするんだよね。他はどれも日本語だとうーん音の数が心地よくないかもしれない、英語ならではの独特な流れる感じがなくなるとパッとしない(ボデートークの最後とか日本語で歌われたら興ざめな気が)と思うんだけど5thシーズンはわりとブツブツと音が千切れててもおかしくない、日本語であってもおかしくない感じがすごくする。もしかしたらはじめは和文で歌詞つけてた曲なのかもしれないけど。

Tipsy loveは日生でやってたRESETがOowahとTipsy loveに派生したんじゃないかと思ってるんだけどどうだろう…。この3つは音にてるよね。RESETは音がカッスカスだったなーと思うんだけどあれが煮詰めて派生した音じゃないのかなーとか。構成上別々の場所にあるからあんまり気にならない感じだけど似てる系統なので本人がいじくりまわしてんのかなーとは思ってるwそして私はこの手のメロはあまり好きじゃないw

今回よかったなあと思うのはマグニチュードかなー。お囃子みたいだwとはいったけど他とあまり被るところなくコロコロとした面白い音が並んでたと思う。

イエゴーは後で出てきたMTV IGGYのが良すぎてだなwwwああやって一人でがっつり歌ったほうがゴツゴツしててかっこいい曲な気がしえきたwわんわん黄色の照明がしててもいいけどw照明といえばこの曲の間奏でトランスなレーザーするようになってて滾った。

クリモニのスルスルと引き込まれていく透明感とか、結構いつ表現しても一定っていう部分とそうでない部分とが武道館以降はわりとかみ合っていたんじゃないかなあと思う。埼玉とか本当にそれでお前発信してるのか?どこに?とか思う出来で、広さもあるけどそれにしてもだ、と結構落ち込んだりもしてまあまだこんなもんだよと言い聞かせたりしてたけど、あっさりクリアしたじゃねーかどうなんだよコラ^^とか。完全にクリアしたとは言わないけど、少なくとも改善はしたし思ったよりはプラスに仕上げてきた。ああだから余計にはじめっからなんでこれができないのって思うんだろうけど、吸収が早いとみなして勿論次はもっといいものなんでしょうね?って期待してしまったらやっぱりこいつはやめられないなあwwwwとかつくづく。

本当に神戸にはチケットあるけど仕事も多忙の中だったので、武道館がべつに大阪あたりと変わらない仕上がりだったらいかない気でいた。仕事もあるしキスマイ熱もあがってて振り込めも控えているわけで、9割くらい行く気がない状態だったのをまーさーかひっくり返してきたことは結構すごいというか自分でもびっくりしたので、改めてどこが好きで今を見てるのかとか考えたわ…。売り方とか気に入らないことは沢山あるんだけど、次に期待をしたり見たいものを想像させたりはやっぱりもってくる、プラスもマイナスも全部むき出しでずるずる引きずってるけどやっぱりそこも嫌いじゃない、歌声は超!好きだろう!とか。それは売り方で捨ててしまうことは勿体ないので、文句を言いながらも追うのはやめないぞと改めて思って凱旋を締めくくれてよかったです^^b