舞台スタジオライフ@トーマの心臓
かつんカレンダーを買いにいったときに、ポスターが貼ってあって「ほほう、トーマの心臓とな…」と思い、ネットで調べたらまだ入手可能だったのでぽちり。個人的によろしくない舞台が記憶に残ってる紀伊国屋ホールさんなので、それも変えられるとよいなー何せ近い場所だしーとふらっとよってきたけど、金額の割に全然良い舞台すぎた。スタジオライフさん自体にはまったくの思い入れはなく、原作スキーとしていきました。以下箇条書き。
- 原作を読んだのが結構前なので「ああそうだった!」「そうそう!」みたいな楽しみ方をしたのも事実だが、キャストが気にならない、要はそこそこキャラに役になってるのでなんかブレなく見れた
- 結構長いのに緊張感がすごい維持されていることがステージも客もあって、別にゆっくり見ればいいのに手に汗握っていたw
- 本当にもうみなさんお行儀がいいわねえ…(ジャニ舞台と比較してな^^
- しかし入り口で「シュロッターベッツへようこそ!」って言われたのは結構ビビったwwww
- 革命でいうと有楽町は帝劇の入り口で「ようこそ熊野灘へ!」^^
- こうしてみると1Fフロアしかない日生劇場だな…とか一番後ろの席で見ておもった。訳あり席として4000円で販売されていたがなんの訳だろう…ただの一番うしろだけど…
- 休憩10分の二部構成で18:30から21:30分くらい。思いのほか長いんだけどこの出来で4000円?!とかちょっと思ったよ…6000でもいいんじゃないの高いの?
- 一番後ろだけどちょうど全体がおさまる感じだったし、あんまり前だとキャストが気になるしでって部分がいい感じにぼけてて、ストーリーだけは追えてよかった
- 男同士がうんぬん、というより萩尾ワールドのこの「愛なんて貫いても何も報われない、例え届いても苦しめるかもしれない、しかし愛さずにはいられない、何も生まないどころか死ぬかもしれないのに!」みたいな愛の絶望感みたいな所が私は非常にすきです
- 勝手に思うだけ思って死ぬとかwwwwでやたら感情むき出しのコと、キチは必ず六角メガネ^^
- 男ばっかりの世界(マージナルとか)とかはさすがに熊野灘レベルに頭おかしいなと思うんですけど、恐ろしいほど「すき!」に透明感があることとかそういうことは置き換わったりしてなかった
- まあそこがキモだしな
- しかしさすがにちゃんとセリフが聞き取れるとか当然なんだけどすげーな…
- 私自身ミュージカルはいいけど、舞台駄目なんじゃ…っていう所はふっとんだな
- フェンシングのところで結構立ち回ったのでちょっとびっくりした
- あああと透明な愛とひきかえの禁断感な
- ずっと思ってるんだけど、高校生ゆうとりんにユリスモールやってほしい
- もし、ゆうとりんがユリスモールをやったとしたらあのしばかれる所だけで通うと思う
- というか至るところで個人的な禁断の扉がパカパカ開く感じがするのが怖いんだ萩尾ワールド…
- 訪問者も見ればよかた…
とまあすごく良い舞台でしたお。よくできてる。もっと意味不明になるかなーとか思ってたけどそうでもなかった。
文字の修正がてら追記:
私はストレートプレイがあまり得意ではない上、あの舞台の独特の「芝居!し!て!ま!す!」みたいな演技がすごく苦手なんですね。オーバーすぎてうさんくさくしか感じられないので好きじゃないんです。ミュージカルはそういう面では多少強引でも歌の世界等に絡めるパフォーマンスの一種として平気ですが、ストレートプレイだとそこだけで見ることになりますから。でも世界観からしてそういう状態だと滑稽になるのでいい感じにおさえられていたことがでかいです。あといやらしくなりそうなシーンもサラっと書かれて行間を読む漫画の原作同様のつくりだったことも良かったなー。しかしあれ以上ハコがでかいところだと厳しいですね。あああクリエでギムナジウムすれば!いいのに!><