かなめアニキロス

※注意:宝塚のことでありかなめアニキ表記はなんかの番組でいってたのをたまたま見たときのことからであるので許してほしい。

宝塚は何度か見にいってる。ついでにかなめアニキは銀英で見にいってる。わあきらびやかだなあっていうことをたまに見るとこう満たされるのでそれでたまに見にいく、くらいで今まで何度かみてもどうにも宝塚にはそれ以上私が嵌る沼になりそうな要素がなかった。

  1. まず番手とか組の縦的な関係性に興味がなかった。これは他でもそうだが私はとにかく設定(きらびやかとか)は滾るものがあったりはするけど、個々の関係性とかコンビとかシンメとかいうやつにあまりワアアアアってならない。なっても持続しない。なんでかはしらんすぐさめるw組織として知っておくといいかなくらいでこれにはあまりワクワクしなかった。
  2. その先にさらにそれを踏まえたストーリーとかそういう配置に特に惹かれない、またロマンス系に盛り上がれない。ちょっとねっとりするくらいの背景が多いさすが女の園だなと思うがそんなにそこには惹かれないしむしろ引く。
  3. 当然だが男性ホルモンがない(致命傷

という3点の要素があったがきらびやかを見る意味では衣装とか群舞がいいなあくらいだった。100周年はとくに派手だったし。かわいいからみてたいなあであゆちゃんがいたんだが退団されてもうてだな。これであー見ておかないと見れなくなるんだあって思って、銀英のときになるほど2次元みたいなかなめアニキを見て、今回退団だから見ておかねばと見にいって、ここでようやくなんかひとつ発見した。

「ただ単に美しいから見ていたい」

かなめアニキとはいってるけど別に実際男性要素を感じてのことはないなってことに気がついて、このあたりはどうにも私の中でこう男性ホルモン力的(これは私にとっては沼、ブラックホール)なガッツリしたものがないとそれにキャー!みたいな感覚がどうやら起きないけど、千賀くんを美しいわ…って見てるときの感覚と同じ美しいから見続けていたい、ということがかなめアニキにはあるなと。いや他の人もけしてそんな美しくないわけではないけど、かなめアニキにしかどうにも感じなくてよくわからないけどすごく儚い感じが強い。ものすごくキラキラしてるのに儚くてそれがとても美しい。線の細く折れそうなのに突き刺すような視線とかアニキまじ2次元かよっていうような絵になるところが多くて今日ようやくワアアアア私なりに楽しい見方と素敵な人見つけたアアアアってなったんだけど、退団というフェニックスフォーエバーなんという絶望。あのこかわいいなあ!あのこあゆちゃんっていうんだ!って分かったら退団だったので宝塚とサイクルがあわないのか私が遅すぎるのか…

この今日が最後に見届けるっていう人もいただろうしで、アニキがピンスポで銀橋から客席を上から下へ眺めて愛おしそうに微笑むもんだから、周囲の客がみんなブワワって涙目になってしまって周囲スンスンスンスンしながらフォエーバーフェーニーックスー私千賀くんがこの先あんな顔したらその日で死んでいいわ明日とか来ないでいいみたいな気持ちになるけど、ヅカヲタ魂つええな…?しかしこのサイクルは女ならではの未練の無さかw?

あと今回の話が私にはちょうどよくてなー。報われないわラブストーリー薄めだわで、今までに比べると要因がどれもはっきりしててコマが進んだ感じがあって理にはかなってるというか、その分含みが薄くて淡々としすぎとかはある気はするけど、強く脆く儚い要素に報われないという多幸感クソクラエwな私の好物設定にかなめアニキがキンパでキラキラしててヤッホウでした。ヤッホウだけど退団…

アニキー><