歌舞伎中盤を経て

私の個人的なことを踏まえての話を。心情的なメモはのちのち役に立つことがあるw個人的にw
一幕の演目に関しては演目なので、そういう様式美が歌舞伎なのでwそこに関してはともかくだけど、ちょっと長いよね!!!^^;様式美の一環が把握できると革命のように考えるな!感じろ!とかカオスにならなくていいけど、それはそれで退屈ではあるwという感じか。その中でまあリベンジャーという神演目があるんだけど、実際本質的なものを感じるのはそこから後の白塗り後だよなーとか。なんというかキスマイのお力添えも全体に微妙、というかw
で二幕は昨年の差し引いても新キャラの宙ぶらりん感が半端なく。これは初回見たときから変わらない印象…。ここの不完全燃焼ぶりがこの歌舞伎へのスッキリしなさ感を倍増はしている。すっきりせん!すっきりせんとです!滝様!><しかも推しがそのスッキリしない役だし!><

トータルの評価は低いです。地震のことで、っていわれるとアレだがでもやっぱり半端感は否めない。もっとあのキャラとか弄っていいんじゃないかな…
ということで治団だけのことを考えてみると、金持ち貴族だけを狙う盗賊であり、何も変わらないと踏んだ半蔵の組には属さない。父親は年貢をあげ農民からすると極悪人、しかし将門によって殺害、殺害されたと同時に地位を一気に失った、というと世紀の大悪党に殺されたのに誰もその地位の血筋を保護しなかったということはどうも周囲から疎まれていた存在であり、農民からしたら将門がヒーロー。そんな没落貴族に向けて帝から将門討伐に成功するなら再度取り立ててやってもいいぞ、と持ちかけられるが、お前の首と引き換えなら、といい討伐には加わらず、だが結局討伐を持ちかけられたことにより狙っているということにされており、最後にそうではないことは判明するものの、髪長部隊が生死をかけるほど心酔していた信念とは思いがたい。なんとなく弥平だけが治団の内心を知っている感じではあったが。
結局父を失ってみてから立場的に伐されるは自分の立場ではないか、と知った治団は将門のおもう世界が正しいのではないか、という事を重ねた、まではいい。けどやっぱり部下の髪長部隊はなぜついているのかも謎すぎる太刀さえ満足に触れないボンボンにw
最期で藤原やすいえ(字わからん)の子だというけど「やすいえってだれだよ」状態なんだよもうそんな本編的に最後だとwwwまだ行平とか明らかにわかり安いキャラの子ならともかく誰だよ!感もあるわ未来を託した太郎丸じゃねえ横から勝手に思いを重ねてきた治団で最後終わるのはなんでなん!!!!w見せ場?見せ場的なことなの><

治団のスタンスはわかるんだけど、将門様の最後に付き合えるだけのものが見当たらないんだ…。最後に急に意識が現代に戻るような「ふつうの国でいいんだ」の台詞からすると現代に置き換えて考えるとバブル期のどうしようもないやつら=治団くらいにおもってたんだけど、もっと国政とかにかかわるものの揶揄だろうかw

まあパンフにあるけど、治団のような気持ちを明らかにしていかない面とかが滝沢くんが見て当ててくれた役かも的なこといってるけど、どっちかというとこれユーの結果としてダメな所じゃないかみたいな気持ちに不完全燃焼故おもうんで…いやもうそら貴族感ったら半端ねえけどwwwちょっと助けてもらいすぎかなあとかはおもうんだ色々…それに応えられているかというとうーーーーーーーーーーーーーん

演技としてはわめき芸、からの引き、みたいなのは少し入ってきた、くらいで劇的なものはないかなあ。普段なんもしてないときに静を感じさせる振る舞い上手い(無意識だろうけど)のにね。舞台上の勢い、っていうところに自然なゆるさとか軽さがなかなかねー

というようなことがぼやけるくらいには千賀君の演技みてきたなあという…w

残念ながら盲目的に推せる時期は脱し、ファン→ヲタクの領域にがっちりなったなあwとかこないだのツアーに続き今回の歌舞伎のような不完全燃焼なものに出くわすと「おっとこれでいいのかい?」って目が一度覚めるというか、自分のスタンスの揺るがせない部分に抵触するとリセットかかるんですよね。今回は11日に公演のときに完全にリセットかかってしまって。あー後の公演どうしようwとかなっててでも後半結構もってて交換もかけなきゃだしで、空いてる17日の交換が決まってそれが見やすいGC席だったんで「これでピンとこなかったら後まじで考えよう」って。
でこの日にリベンジャーに目が覚めて。いや前の公演でもここいいなあとかおもってはいたけど、そこまで、っておもってなかったし、この面子の中に入るとダンス重量級になるなあwとか色々あってそこまでではなかった。でも枯葉のときと同様なんだけど1秒のカッコイイが全てを覆す!!!ような勢いが私の中で発生したww別に千賀君的にあの日何かあったわけではないとおもうけどwwwトータルの要求はまだできないけど部分の最大瞬間風速的なものに関しては赤西より千賀君の方がでかいなあとか思う。じんじんのことも忘れてないしむしろ思い出すしw

でまあまだ上記のような二幕にはモキモキしてる部分あれど、リベンジャーに腹くくっていけるわ、とむしろこんなのこの先見れないんじゃないの、この緊張感の中って見れるのとかそういう今もあったんで、この先もがんばることにしました^^しましたけどそういう腰の据え方で見ているので歌舞伎全体は見てるけど細かいレポートとかはあまり落とすことはないと思います。ものすごく個人に対して神経すり減らしてみてる感じだけどこの見方も今までの自分の中では少し違うスタンスで、これはいい方法なのか?というヲタクとして模索中でもあるのでとりあえず推敲なぞせずそのままエントリしておくw