歌舞伎@4/8

日本の自担(千賀)がいるのでいってきました。が結構しょっぱい出来であることを書きます。
滝様に説明によると約2週間、震災によって稽古が中断したとのこと。しょっぱさはそこではなく、キスマイを起用することにあたっての部分。フロントになる面子では昨年の歌舞伎にいないキスマイで、ぶっちゃけキスマイメンバーの中では使えない面子側のメンバーが出演したわけで、それらが昨年こなした面子の中に入っているのですからまあなんかちょっと、うん。だってどうがんばってもやっぱききとれんし横尾さん…
それなのにちょいちょいキスマイってことで見せ場あって持ち上げてくるのが、あー後列メンバーでしたねハハハみたいな気分にさせられるしょっぱさ^^;台本どおりでもアドリブでもさして面白くねーんだよねーっていうな…いや急にかわいさんのようになられても困るけどさwww

演技にしてもダンスにしてもスキルの上のjrたちの中なのにその中でフロント側で使うということで歪んだなあという印象。二幕は特に昨年の設定ままでいく部分も多く、その役がえびさんであったことからのキャラ性があったものが生きているので、ものに出来てない部分、差が歴然な部分等あってショッパイ気持ちに。がんばってるからいいという評価はないです^^
それを稽古不足の面、としてしまうのかどうかは多分最後の方の公演を見ればわかるかな、とは思うんですけど、増えた役柄があってそれが話に必要なくないか?っていうポジションすぎて、それに理由つけられるとしたら今回メイン側の看板のキスマイを起用するから、以外理由がみつからないんですけど、それでこんなしょっぱい舞台になってしまったんですかね、っていうと本当にしょっぱいしょっぱい、何が一番しょっぱいってその役この舞台にはいらね?っていう役が千賀くんで本当にしょっぱい><

節電かどうかは不明だったけどそもそも日生がなんか地味に暗いしなー。募金箱自体は設置されていました。もぎるあたりに。

歌舞伎って言う舞台がどんなんかしらん、っていう人に説明すると今年は去年の新生日生版の改変なので、去年のものを軸として説明すると1幕は伝統芸能をジャニーズが滝沢さんを中心にやります、というところ。今年はその中で日本の英雄を滝様が10人変化します、っていう。2幕は大悪党として平将門を滝様が演じる舞台。わりと歌とかダンスとかジャニーズの力技でごまかしていける革命と違い、そういう部分がないんです。となるとわかると思うんですが演技力とか舞台栄えとかが非常に重要になってきます。

1部が正直伝統の出し物一覧で、(革命は設定だけ史実利用のジャニーズミュージカル)2幕は本当に普通の舞台なので、イケメン★とかいうのはそれは基本的にあることなのでwそれを除くとうううううんんんんってうなってしまう出来です。

去年と今年で違うのは去年は滝沢軍(平将門)とやらっち軍(半蔵)が帝や貴族支配に対して不満をぶつけながら、互いに討ちあうという感じだったんで、人が沢山いてもそれらがどちらかに加勢している立場、というのが把握しやすく、いくらヒーローが悪人役とはいっても図式はわかりやすくあった。
今年はそこに千賀軍(藤原じだん)が増えてこの役がどっちつかずで話に必要性がゼロなんですね…じだんっていう名前が出てはくるんですけどどういう字なのかわからない…じだん?示談…示談金…?とかはじめ金の匂いからそんな事を考えていました^^
どうやら史実的には藤原千常という人がいるようですが読みは「ちづね」だしな…
なんかスタイル的にはやらっち軍と同じ盗賊っぽいんですけど、まったくもってそのジダンが没落貴族であること以外で下の盗賊(さなのんやまりょ)がついてくる理由も見えないんですね…何があってこのジダンという役が人を集めている意思があるかも謎、ただ単にわかるのは都を追われた貴族であるということ。他の滝沢、やらっち軍に相当する意思の強さの裏づけがないんですよ。天下の統一とか、貧しさからの反逆とか、強い意思のリーダー性ゼロっていうかそのエピソードがない。最後にわかるけどそれでも人が集まっていけるほどの理由薄い。もうなんかぼんぼんいつか身包みはがれるためだけに囲われていたとしか思えないwそんだけなのに最後にその下の連中が戦いに挑みにいくほどの強さを持ってるとも思えない、でマジでこの役が増えたことによって薄っぺらくなったという印象が否めなさすぎてそれがキスマイであるからという理由か!!!!と思うとああああああああああ

しょっぱす

ただあるとするなら父を慕っていた義賊、とつるんでいる、ということならその子をかくまう、はわからなくはない、くらいなんだけど、そういう流れもないしなあ。さらになんかその下の真田がすげえ能天気馬鹿みたいな役で、気軽に盗賊やっちゃってる感じ?まじ没落貴族かっこわるいしpgrrr金もってるうちはいてやってもいいけどおおお★ってな役でまた演技うまいからw凄く深刻さのない千賀軍なんですよwww千賀のエピソードは鍵なので、最後になるしかないけど良くなるとしたらさなのんやまりょのエピソードを増やして千賀軍の肉付けをもっとする事かなあとか。他の軍が意思があるだけにこんな意思がパッとしない軍が入ってくると話が見えなくなりますうただでさえ人数多いのにいい、という不要感がバリバリです。不要感を感じながら日本の自担を見るのはしんどいですうううう><

と薄目になってみてました。最後で鍵となる説明をするんですけどこれ太郎丸でよくねっていう役なのでますます不要感が増すばかりです^^あああああよくわかんねえ派手な衣装もあるのにいいwww

しかし二幕のOP映像がすげえホラーになってて(グロ注意レベル)最後に死んだ将門が幕が落ちながらむくり、ってしたまま幕が落ちるので、これはゾンビ将門設定なのか…!とか。でもそれならあのホラーすぎる映像にも納得だけど、こえーよあれw

滝様は今回の話は震災もあって2幕の設定は特に重いしどうなんだ、と思ってはいたそうで、でもこの設定を見るのを楽しみにしている人もいるだろうということでやろう、ってなったといってました。うん、たしかにそれもあるけどうん…

まあこの後でウイズラブに出てきた千賀君がひどい風呂上りでMAX高まり。すごい千賀君の軍は髪長の一族で頭にいろいろつけてるせいか外すのに一回ばっさり洗ってしまったようではああああああん何それ滾るううううううバンバン!!!と濡れ髪スキーは大喜びでしたまる

いやうんそれだけでは結構乗り切れないんだけどどうしたらいい滝様^^;;;という状態ですなう。まあ設定とかはこれからいじっていくところもあるだろうけどもなあ…
おもしろメイクとか裸太鼓とかあったけど、二幕が、やっぱり二幕が肝だと思うのでそれが唸ってしまう出来だとなあ…。稽古中断した部分を汲んだとしても実力不足の露呈だなあと思ってしまった面がでかいので公演終わるころの変化に期待したいところです。