3次元

さてやっと手をつけますが。

2次から3次にくると何故2次に戻らないか

ここで言う2次はアニメ、漫画の系列に全てに関連するもの全てであり、アニメ2次、フィギュアが3次になる話ではない。
ヲタ考察 メモ - (´ー`)H - ジャニヲタのYou!ラジオやっチャイナyo!

結局2次元ってキャラ自身または世界観に設定はあるものの一定の動きしかないから「はまる」には自分である程度設定を元にして空想やら妄想やらをしなくてはいけない気がするんだよね。一種創作活動をしなくてはならない。

2次を楽しむ為には「創作」が必要、という事になると3次でも創作はするにはすると思うんだけど、その創作の範囲が一定の動きに捕われていない分、しやすく楽である、という事から比較的萌えが大量に得られるのではないか、と思う。別に何話で終了もないしね。2次側の意見(拍手)で

3次ほど人間に対して萌えているという罪悪感

というのがあり、これは先日のパラレル浮遊層 - *******の妄想パラレル度合いのランクが影響してくるからではないかなと思います。ちょっと彼が眼鏡をかけたリーマンだったら…くらいでは罪悪感はないでしょう。でもそんな軽い所でなんて萌えられない!という人はハードな層へ行くと思います。このハードな層へ行ってしまうのも逆に2次なら罪悪感がない、と思うのか個人的に2次のパロディ創作物の方がハードな傾向に行きがち、だと思います。元々のお話自体が非現実的な世界である事、もそういった傾向に拍車がかかってるとは思います。多分3次側からしか理解できない人からすると「キモイ」で片付けられてしまう部分ですな。
ここでパロディ創作物、いわゆる同人という物が出てきました。これは受けた情熱の発散形式の一つで、形にし発散するという。書いてしまう事だけで発散できる人もいると思うのですが、書いたものの受け手がいるとより萌えの昇華に繋がるため、自然と共感する受け手を求めているのはブログ等のコミュニティの形成からしても自然な事であると思います。

  1. ブログやネット上に文字で発信して発散
  2. ブログやネット上に絵にして発信して発散
  3. 妄想を加味して文字にする→小説にして発散
  4. 妄想を加味して絵にする→イラスト、漫画にして発散

3番と4番に関してはオンラインでも受け手を求める事は可能ですが、これらの受け入れ先として同人イベントなどがあります。そういった活動をされている方をオフラインと言う事も。でこれの4番の活動をするとして2次の場合と3次とだったら、元々2次になっている分2次の方が発展しやすい、というのは分かると思います。3次はリアルに書くのが全てではないですが、有る程度3次→2次に上手く変換する能力がないと受け手(読み手)を誘う事ができません。
私自身がもし5分ほどで納得できるほどのコンサートレポのイラストがかけるのなら、多分このブログはもっと絵が満載でしょう。しかしそうは上手くいかない。そうなると発散できないので、てっとり早くできる方法は、と選ぶと文字になるという事です。これが2次離れに繋がるか?というとネットの普及により発散方法の拡大、受け手(読み手)の拡大によってオフラインと括らず、需要と供給の場が確立した事によって個人的に移行しやすくなったとは思います。で移動してしまうと先のハギさんのエントリの中の

3次元はこっちが力を入れずとも常に変動があるので言うなれば楽して萌が得られる

という事を2次から3次に来ると始めの内は強く感じるのではないかと思います。それは拍手での意見

歴史そのものがなんらかの萌えに繋がるというのは、身を置いて飽きることが無い

始めのうちにそれを強く感じてしまうとヲタクとは探求していってしまう生物なので、2次に物足りなさを感じて戻らなくなってしまう、という事かもしれないですね。私自身が2次から3次の移動が、ブランクがあってヲタとして何もないまっさらピンのヲタクだったので、萌えられればなんでもよかった、今は反芻している、というあまりこれといったきっかけがありません。
そして3次から2次の抵抗の無さは先ほどの創作のするしないと、表現する場の移行のしやすさ、も絡んでると思います。

なぜ2次に留まるのか

拍手意見

3次は憶測だらけで答えが無いYo!っていうのが考察が多い理由かなとか思う

そうすべて憶測でしか成り立たないから比較的楽に妄想も空想もできてしまう。公式設定資料集があるわけでもなく、真実など自分の目しかない。だから萌えが楽に仕入れられる。しかしそれでも3次にはいかないという拍手意見に

対象に「萌え続けてて大丈夫」っていう信頼が無い

留学したり喫煙したり黒歴史になったりデキ婚したりするからですかね!wやはりこれは2次からの人の独特な感覚だと思うんですが、3次世界も2次化して見てるから信頼がおけないんだと思います。一人の人だとして見るとそういった事があってもなんら不思議のない事だし、そこで夢が覚めるといっても、夢はいつかは覚め、信頼がないからこそヲタの側がしっかりヲタクやってなくては!と思う。ジャニなど若い子も多いので全くミスせず人生歩め、とは上手くいかなくて当然かなとは思う。なので太陽は26なので許さない。
去年の10月から今年の5月までの間で何度失望したかわからないけど、ここまでくると刺激的な世界になれてしまって、少々の事ではなんともならないよ。HAHAHAHA!窮地がヲタを強くするとも思うし、今、私がこうしていられるのもあの留学しかない。あの留学がなかったら向き合ってなかったから。いやまあ戻ってきたからそう言えるけどw
http://guideline.livedoor.biz/archives/50709580.html2次は高度な世界。

2.5次元

最後にこれですが、2.5次元は声優、テニミュ、特撮あたりかなと思っています。このキャラクターであるから萌えなのか、役者がこのキャラをやるから萌えなのか、で「キャラクター」というフィルターを外して完全に役者だけなら3次だと思いますが、どこかでキャラクターが生きていてそのフィルター越しに役者、なら2.5かなと。役者寄りかキャラ寄りかで、2.7とか2.2とか主張していってもいいかもね。
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このまとめるにあたって時間がかかる事になってしまったのも、2次元の萌えの記号の多さからして3次元も楽ではないのか、と思っていたフシがあるんですよ。そしたら3次元というすでに言い方からして2次元サイドから見た記号化の流れで付けれただけで、3次元を文章にするにあたって、何か事例にしても非常に枠にはめにくく、すぐはみ出た事例も出てきてしまい異常に自由度が高い。
並べて考えてみて自由度の高さ=3次の魅力なのではないか?という結論が出てきた。2次に自由度がないのではなく2次には有る程度枠組みの中である事が萌えである気がする。だから2次には色々な記号化された言葉があり、その中におさまる事がヲタクの気持ちを満たしてるフシがあるように思う。

抽出して使う形になりましたが、拍手でご意見いただきありがとうございました。これに絡んでレスが遅れてる分を後でまとめてレスします。