パラレル浮遊層

BLとシンメなどの萌えは別物のようで別物でないから、なんだか明記できない!そういうBLほどじゃないのに!という線引きが曖昧なのはなんでなんだぜ?という事でBL要素と呼ばれるものを分類してみた。結構時間かけてやってるわりには、どうでもいい事をだらだら並べるだけなので軽い気持ちでどうぞ。
BLは先日のwikiの通り

男性同士の同性愛を題材とした女性向けの小説や漫画のジャンル

そもそもは『小説や漫画のジャンル』の名称。なので小説や漫画には勿論ストーリーがあります。そのストーリーの有無、妄想やパラレル度合いの差があるにも関わらず、まとめてBLで一括りで表現される為、シンメやコンビの表現に躊躇いが出たり、拒絶感があるのではないかという事で今までみてきた、リアルな相手を題材にしてパラレルでネタしてあるものを分類してみた。

大概な図ですが、「セカンドライフ」は完全に間違いなのでなかった事にしてください。書き始めた当初から「バーチャルな何か」で放っておいたので、いまはまだないセカンドライフみたいなものを後で、でそのままになっていました。他の説明は下にありますが、なんとなく感じとってください。

パラレルワールド - Wikipedia
パラレルとは平行世界という事でリアルにはない世界へぶっとぶ事だが、妄想でぶっとんで書く事から同人でそういった設定の事をパラレルと表現していた。(私界隈調べ)
この図は「コンビ」「シンメ」がパラレル仮定として分類。現実でソフトな表現で受け入れられ易いパラレルと、ハードで受け入れにくいの中では、BLを知らない人にも浸透している事からソフトで現実サイドに。個人的には下半分のストーリーを持つからこそ出来る部分こそがBLと称される所だと思う。
この中で「現実的でソフトな」パラレルとして「学園もの」がある。この位だとちょっとした想像力でできる。むしろドラマなどで役者をやっていればなおすんなり入れる所だろう。ただ「学園もの」に「拘束具」を足したりすればすんなりではなくなるし、また「竪穴式」を足してギャグに成らずに愛が語れるのか?とかあるが、下にあるハードな物に付加していけばいくほど受け入れられにくくなるだろう。
なんにしてもその下へのパラレルに繋がる要素があるため、BL要素とされる「コンビ」「シンメ」は誤解を受け易く表現しにくい、となる。それらに腐だ腐だ、と過剰に反応する人がいるが、本物の腐女子はすぐ「どっちが受け?」とかサラっと口にする。過剰に反応する人はイラストを書く→二次創作=BL、同人女キモ!反応も見せるしね。

コンビやシンメは下へ発展していく途上にないとは言わないが、必ず発展する訳ではないと思う。発展しないのに、結末に結ばれるような展開に持っていくBLと混同される。そんなストーリーを妄想してるわけでも、男同士の結婚を望んでるわけでもないのに。発展させられる人が腐女子だと思う。発展させられる人は相手がリアルに存在するだけに、オープンな環境で妄想を垂れ流しては危険。
しかし見たままに萌えてるだけ、とはいってもそこにはちょっとした想像力は働いていると思うのでパラレルにまではいかない、中途半端な世界。私は上記のパラレル図に分布してるときにこの辺の層は下には吸い込まれず、ずっとこの図で浮いてるだろうから、タイトルの『パラレル浮遊層』と勝手に呼んでいたけど、ネーミングセンスがよくないので誰か。
パラレル浮遊層の住人は、芸能のジャンルでは比較的多いのではないかと思う。2次と3次の差の意見で「リアルの相手にそこまでえぐい妄想はできないから」というのや、ストーリーの中で動く2次と違い、シナリオなどない世界で動く相手なので多くなって当然かと。3次の人に2次のBLという名称に抵抗があるのも分かる。

最後は書いてるやつに聞けという事で、BL書き(アマチュアw)と話合った結果「やまなしおちなしいみなしとは言われても、実際面白くするには山も落ちもいるし、それをどう料理するかはそれぞれだけど、コンビやシンメは入り口なだけで萌えたからBLです!って言われたらちょっと。まだラブでもなんでもない。そういう二人をラブに発展させるストーリー妄想がボーイズラブじゃねえの?しらねえけど。」

ハロプロにもコンビ萌え(レズにあらず)はある。そうなると潜在的に女子だからいうわけではないと思う。女性の方が多いとは思うが。ますますBL要素という言葉は合わなくなってくる。同人的要素でもほとんど受け取られる印象が変わらないので、何か新しい名前が欲しい、という結論。でも名前が出来たからといって、オープンにしていい世界かというとそうでもないとは思うけど。あまり引用できる事がなく、ほとんど自分の定規で書いたのもあって薄い内容…。

図の言葉の説明

    1. 眼鏡:眼鏡男子で照明されているが、簡単にそこにあるリアルで萌えるものとして。受け入れられ易い萌え
    2. コンビ、及びシンメ:コンビに関してはこれは特にジャニに限った事でもないので本当に広く、コンビ。シンメに関してコンビより光影的な要素など含みがあるので少しだけずらした。
    3. 女装:わりと理解はされやすいけど現実にはそうないよな、という事で非現実サイド。
    4. 前世:シンメなどに運命を感じ易い人は、前世まで繋がっていないと気がすまないらしい。
    5. ドリーム小説:この中では対自分になるので混ぜるのは違う気がするが、非現実的ながらそれなりにソフトで支持があるパラレルには違いないので。
    6. 臓器:猟奇的な類い。切り裂き痛めつけの最終形態というか…
    7. ネコミミ:ここでのネコミミは付けるのではなく、生えてくる設定。
    8. 小人化:朝おきたら○○くんがちっさくなってた★設定。もちろんなんかすると戻る。
    9. 異星人:もう現代にあきたので宇宙に飛び出す、もしくは実はなんとかの国の王子設定。
    10. 竪穴式:今までみたパラレルの中で、竪穴式住居時代から始まるというあまりにぶっとび過ぎてる例として。