ミュージカル@ルテアトル銀座

3か月以上も前から押さえたチケットは、よりによってライブ翌日でうっかりすると寝るんじゃないか…と思いながら行きました。OUTが始まった時から思ってたけど、多分舞台でやる究極というか、それなりに頂点のラインってきっとこういうのだろう、と思っていたものが見れたので、長いヲタだとこれちょっと目汁、みたいな気分にはなりました。ライブの頂点とは別な。しかしあれだけ豪華なバンドをバックに歌われたらなあ…。
あとD-ボーイズシートなるものがあるのは知っていたので、ウフフ★どんな子が来るのかしら★と事前に荒木くんという子をwebでチェキ。あっさりめのりうたんみたいな頭のコねーワクテカ!とか思いながら行ったら、駅から出口に向かう途中の階段で前にいる兄ちゃん、スタイルいいしイケメンだな、と思ってたら彼だったwちょw髪の毛ちょいんと結っててキャワだった。地上に出た所でお迎えスタッフ?にきっちり腰を折って挨拶してたお。
3か月の前からとった席はどういうわけか、関係者ゾーン横みたいで、来る人来る人「あらこんにちは」みたいなところだったので、そんな所にいたら「あの方知ってる?誰の関係かしら?」みたいな顔されるんですよ。誰でもねえよー!ただの一般だよ!全体すごいご年配の方が多く、業界界隈だろうかなァ。
OUTはいまやAKBのアッキーが元々はプロデュース(企画だったか)だったわけですけど(小劇場で定期公演というアイデアは一緒だな)2回目以降はそのコンセプトの上辺だけが残って、中身がなんかハンパになっていたのですけど、今回のはまったくもって別物。
ナベ事務所の歴史イベントがここ一年ほど、テレビドラマもやったりで、正直くどいくらいやってるんですけど、これが一番スジが通って分かりやすいような。芸能プロダクション成功の軌跡なので、ショーで伝えれることって理にかなってるというかな。これを続けていくと、ジャニでいうところのおじいちゃんが何かに見たてた、テーマになっていく可能性はあるが。
アレコレ盛り込みすぎて間延びする悪いクセ、は今回も健在ですが今回は役者も歌もレベルが高いのでそこでダレきってしまうような事はなかったし、何よりバンドの演奏が良過ぎる。ラグは歌で音は合うけどミュージカル発声じゃないから他に負けるけど、6人ていう人数で舞台に出て歌えるっていうだけでだいぶん華やかにできるな…。ナベらしく舞台のセットは質素だし。
ダンスはほとんどなし、脚本を歌っていきながら、往年のヒットソングをバンバン歌う。話が時代を追ってどんどん進むので、メインの役以外は時代背景を演じる役っていうその時代背景役がラグ。ダンスって難しいのはなかったけど、つちゃさんがラインで移動するタイミングを派手に間違えていた。
ステッキを使うひきちくんがどんくさというか、そんな中間もつのは何、腕が短いからか?あげさげする所が横から見るとネコのようだZE!相変わらずひきちはほえほえ、歌はうわーやっぱりいいなあこの人の声。とんねるずの「迷惑でしょうが…」歌ってくれねえかなwでも一番鳥肌だったのはピーナッツメドレーでのバックバンドとのシンクロ具合。バンドと噛み合うってコレだよ!ウオオオオオン!どこぞのドラムをなぐりてええええええしかも追い出しSEがそのバンドの生演奏でそんなの帰れるか!!!お前のウッドベースがなりやむまで席立てないぞ!とか思ったよ。
ラグが歌ったメドレーブロック1975 to 86の部分は健一のモニカに吹いた。確かにそれは健一だけどモニカを健一てwwwwなんか途中のコスプレ衣装な所のおっくんの足がハンパなく長かった。これは本当にしょっちゅう歌うので、歌がききたくば是非。動きは加納さんがカッケーよ。かとうがカマから抜け出せないでいる…。カマキャラって知らないとキモいだけだよ…