zepptokyo3/7

地震の前にかいておくべきだったとこれほど後悔することはなかったと言えるほど良いライブだった。んだが完全に記憶がぶっとんだ。細かいことが思い出せない…
良い、というのは本人達から感じられる気合は勿論のこと、ラグで見たいものといったらやっぱり「6人の歌」なので、歌だけをあれだけ怒涛のラッシュで見せられたら黙るしかない、というか。今まで噛み合わなかった部分に彼らの芸達者な面もあって歌ではないところでキャラクターの方が先走りすぎたりとかあったんですけど、いやそれも好きですけど、歌で物足りなさを感じてしまう部分がいつもあったとおもうんです。ストイックにやった音楽会に関してはないですけど、あれはストイックすぎて客がうまく合わせられなかったというか。
しかし10年やってきたからこそその舵取りはうまくなってて、客の燃料を消化させるのもうまくなっており、客が入れ替わったのもあるけど、前ほど客の中でちぐはぐしている感じはなく、そしてこれだけ歌うぞ文句あるのか!といわんばかりの量でせめてきたけど量あれば質が悪くなるか、といったらそうでもなかった。
久しぶりにステージとオーディエンスががっちりといい歩幅で進んでるライブだった。あれだけ長いにしてもなぜか不思議と集中力が切れなかった。切れたのはスタッフのアイパッドもどきの煌々としたバックライトだけだな^^照明の妨げなんだけどばかなの^^

最後にみたのは2007年で、近年のライブは見てないのだけどそこからでも勿論成長は感じたし、私は2006年のリリースがかみ合わず離れたんだけど、2008年にふときいたラジオから流れてきた引地の声でまた戻ってきたという。LIVEラリー。
あのあたりからの曲は噛み合わなかったものを丸めこむだけの力を持ってるというか、懐が広くなったな、というかwそんな曲が多い。広い範囲に届く曲というか。
私はあまりそっちの系統にいくと曲のしてはシンクロできなくなるのだけどラグの持つカラーはそこがあってこそいいカラフルさ、だと思うので自分たちの武器じゃないのそれが、とこっちが思ってたところにきたのはうれしい。10年もありゃそのうち迷走するよね…

しかし久しぶりにきいたアカペラの音を聞くってのはもうなんか耳が贅沢になった気持ちになった。凄く昔聞いてたように貴方の声だけを聞き取ってみたくて!って思うような気持ちさせる憎い声だよ引地…だがもう結構キレイにはもれすぎてて昔よりスポッと抜けるように聞こえなかったwwwwうまくなった弊害wwwwしかしやはりライブ、音源とは違う良さがアカペラだと沢山ありすぎてああアアアライブってこんなに贅沢なものなんですよねえええとか、ちょっと忘れていたドキワク感を思い出しました。

最後が確かにしめっぽくなったんですけど、なんか復活する気まんまんなんじゃないのって感じがしたのでwwwあまり心配してないし、引地くんはいつものなんかだらりとした優柔不断な感じでとくに一流ミュージシャンになりてーわけでもないしーって言ってたのできっとのんべんだらりと音楽やっていくんでしょうからまた耳にするだろう。本当にいっちばん好きな歌声だろうと思う。

ちょっと地震で記憶がとんだことがむなしいので、ライブDVD買おうかなーとおもってます。